はじめまして。看護師のkaiと申します。こんな人物です。(2023年8月現在)
- 20代後半のメンズ
- 東京在住
- 精神科救急病棟で5年、並行して精神科訪問看護を2年
- 現在は精神看護学の修士課程に進学、訪問看護ステーションで訪問を継続中
- 保有資格は看護師、保健師、第一種衛生管理者、キャリアコンサルタント
- 病棟主任、教育委員会所属、実習指導者をしておりました。
- 趣味は、読書、筋トレ、高機能素材を使用した服やテックを買うこと!何事も効率化していきたい人間です。
このブログは以下のような方を対象に情報発信しています。
- 看護学生
- 看護学生で就職に迷っている方
- 看護師として頑張って働いている方
- 看護師を辞めたい方
- 精神科看護師になりたい方、迷っている方
- 看護学研究者を目指す方
看護師というハードな職業をする中で、バーンアウトする人、イライラする人、鬱になる人、色んな人を見てきました。でも、看護が人生のすべてではありません。看護という職業はあなたの人生の一部です。看護に関わるあなたの生活がより豊かになるような情報を発信していきます。
KAIの目標は人々のメンタルヘルスにかかり続けること、エビデンスを作れる人間になることです。
基本的には働かないで仕事したいダメ人間ですが・・・働かないと生きていけないので、最大限働かなくてもいいように今頑張ってます。
個人の強みを理解する上で世界で最も有名な検査、ストレングスファインダーの上位5つは戦略思考、学習欲、分析思考、慎重さ、目標思考
見事に戦略性と実行力に極振り。一人で突っ走るタイプです。
KAIのライフヒストリー
高校時代
平凡な地方の県立進学校に進学。物理が好きだったので、とりあえず理系の道に進みました。母が医療系の仕事をしていたので、漠然と医療職に就きたいなーと思っていました。医療職で目指すなら医者だろう。ということで必死に勉強。
学年でトップ10位以内をキープできたため、2年生の時難関大やMARCHを目指すゼミに参加しました。
しかし、勉強に対して面白さを見出せなかった自分は言い訳をつけて勉強をさぼるようになり、徐々に成績が低下していきました。医者になるには成績が足りないので、より勉強しないといけない。でも勉強するのは嫌い。
そこで、両親と相談し、給料が安定していて職を失うことがない看護師をすすめられ目指すことになりました。(地方では看護師の立場が強いのです(笑))
ここで、人生で最初の大きな挫折。前期の希望大学を落ちる。
メンタルが壊れ切った自分は、「予備校に缶詰め生活をしたい。」と親にわがままを言い、医者を目指す条件で予備校に1年通うことになりました。
ところが人生は面白いもので、後期の滑り止めで受けた県立大学に合格。(オープンキャンパスも行ってません)県立なので学費が安い。裕福な家ではなかったので、両親の負担も考え、とりあえず進学することとなりました。
【大学時代】
1,2年目は看護師の楽しさが理解できなかったので、授業をさぼりまくってバイトをしていました(笑)そんなクズ学生時代でも、精神や心理に関する授業だけは必ず出席していました。
当時の僕は、気弱で自己主張ができない性格。周りの目をいつも気にして過ごしていました。
1人でいるのが楽なのに、ほかの人に必要とされたいと思う。自分は何でこんなに弱くて小さい存在なんだろう。と、その答えを授業に求めていました。実は父が精神疾患を患っていたことも関係していると思います。
そして、2年の春休み。自分を変えたいと思い読書を始めました。いわゆる自己啓発ですね。
「嫌われる勇気」と「七つの習慣」に出会い、人生が変わりました。人生を主体的に生きることと、生きる意味を見つけた気がしました。
3年生からは授業に真剣に取り組み、精神看護に関する文献を読み漁りました。そして卒業研究を行う中で、研究の楽しさを知り、精神看護学の発展に貢献したい!と強く思うようになりました。
ゼミの先生と相談し、研究者になるつもりで就職先を選考しました。
【就職~現在】
精神科に最初に就職することを周りに相談すると「体のことが学べないよ。手技が身につかないからやめたほうがいいよ。」といわれました。この言葉は当時の僕に強く刺さりました。看護師なら手技はできるようになりたいし、体も見れるようになりたいと思っていたからです。
しかし、これは精神科に、最初から就職したことがない人が言っていること。ゼミの先生は「スペシャリストになるなら、最初から専門性を伸ばす場所に行くのが正解だよ。Kaiの選択は全然間違ってない」と背中を押してくれたのです。
将来を見据えた時に、「教育も研究も最先端なのは東京だ。」と考え、東京の有名な精神科に一人でインターンに行きまくりました。
人生はうまくいかないもので、人生で2回目の挫折。第一志望の都立病院が不採用でした。本当に就職したくて、資料を読み込んで、面接の練習も必死にしていましたので落ち込みました。
またもやゼミの先生と相談。「大事なのはどこに就職するかじゃない。就職した後に自分がどう努力するかだよ。環境のせいにしてどうするの」と。
目が覚めた気がしました。すぐに行動に移し就職試験にいきました。その病院では、面接の時点で「君にはぜひ就職してほしい。」と内定をいただきました。そこから精神科救急病棟で5年、訪問看護で2年、そのほかにも教育や実習に関わる機会を得て、看護師として沢山の経験を積みました。
2023年4月、目標としていた看護学研究者になるべく都内の大学院の修士課程に入学。英語、論文、演習、自分とは全く違う分野の方と意見を交換しながら日々勉強に明け暮れています。とても大変ですが、充実していることは間違いありません!
看護師として生きるのはつらいという事実
看護師は決して給料が良い職業ではありません。シフトはバラバラで不健康な生活。
「いのち」に対して責任をもち、自分の「いのち」を守らねばなりません。それなのにこの給料です。看護師長にならないと年収600万に届きません。
人生100年時代となり、一生病院で働く人の方が少ないのではないでしょうか?自分の給料がどこからでているのか、どう計算されているのか、どうしたら給料があがるのか、そもそも給料がよければ幸せなのか?私たちはしっかり考えていく必要があります。
幸い看護師は資格さえあればどこでも働けるうえに、需要がなくなることがありません。看護師以外の働き方や生き方を両立できるところが強みだと思っております。
このブログでは、看護師の様々な働き方を考え、学び、有益な情報を発信していきます。