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【この世にはブラックな病院しかないのか?】看護師を辞めたい理由と対処法について解説します。

ペルソナ:20代前半、就職はしたものの、職場での環境に適応できず看護師を辞めたいと考えている。人間関係、看護師に向いていない、夜勤がつらい、収入、人の命がかかっているのに耐えきれない。独身、就職して3年目

労働環境が良くない、残業ばかりで残業代が出ない、休日出勤は当たり前。いわゆるブラックな職場。ここ数年のトレンドであるブラック企業。誰もが聞いたことがあるかもしれません。

看護師の労働環境が劣悪であるという事は有名。給料が多いからいいじゃん!とか言われますが、果たして本当にそうでしょうか。

看護師を目指しているあなた、現役看護師のあなた、日本の看護師離職率を知っていますか?現在の日本では、 正規雇用10.9%、新卒7.6% もの方が離職しています。(日本看護協会)

(2017,日本看護協会)

ちなみに日本の看護師の就業者数は約120万人。

そのうちの10%という事は、毎年約12万人の看護師が離職をしているという現状になります。

もちろん理由はいろいろあると思いますが、この数字は衝撃的ですよね。ブラックすぎて泣きたくなる数字です。

今この記事を見ているという事は、「看護師辞めたいな…」と悩んでいるのではないでしょうか。働いている以上、辞めたいという悩みは誰もが考えることです。

この記事では辞めたいと感じる理由別に、精神科看護師の視点から解決策を提示していきます。

✔記事の信頼性

☑精神科スーパー救急病棟の看護師3年目

☑教育委員会所属

☑辞めたいと思ったことなんていくらでもある

☑メンタルをコントロールする技術がある

記事を読み終えた後は、悩みの原因がわかり、どう対処すればいいのかがわかります。

精神科らしく考え方を重要視していますので、この記事を読んだらさっそく実践してみましょう。

辞めるべき人の特徴4つ

まずは理由が何であれ、今すぐ職場を辞めるか、休職をするべき人の特徴について解説していきます。どうしようもない状況で頑張りすぎると、さらに辛くなって人生に悪影響を及ぼすだけになります。

これから上げる特徴に当てはまる人は今すぐ行動に移しましょう。大切なのは病院や一緒に働いている仲間ではなく、あなた自身です。

業務のストレスで、病気を発症している

ストレスでうつ病、不安障害、睡眠障害になる方がいます。

看護師は日勤、夜勤による変則勤務です。活動パターンが一定ではないため、十分な睡眠がとれなくなり睡眠障害が生じる方がいます。睡眠がとれなかったり、変則勤務の方が精神的に崩れやすくなることは有名です。

また、患者や家族対応は想像以上にハードです。医者には言えないことを看護師に行ってきたり、患者から理不尽なことを言われたり、医者の次に責任を負う場面が多いので、ストレスが非常にたまりやすいです。

実際、精神科を受診したり、入院する看護師は少なくありません。同業者としてとても切ない気持ちになります。もし、睡眠薬を使用しているのであれば特に注意が必要です。

病院がブラックで残業代、手当などが出ない

残業代や手当が出ない病院は、法律のギリギリを責めてきます。

KAIの知り合いにも、1年目は残業代が出ないという謎ルールを押し付けられ、辞めた人がいます。そこでは、経験の長いお局が残業代目当てにゆっくり仕事をして、新人は忙しなく働かされたそうです。

世の中にはいくらでも病院があります。一つの病院にこだわる必要はありません。あなたがやめてもまた新しいあなたが来るだけです。そうやって経営を回しているんですよ。

もっとゆっくり働けて、残業代も出る病院は必ずあります。少なくともKAIの職場は残業が殆どありません。手当もしっかり出ます。

スタッフを大事にしない病院は患者のことも大切にしません。今すぐやめるべきですよ。

看護業務自体辛く、向いていない

看護師は事務作業から、実際の処置まで行う仕事が非常に幅広いですよね。さらに排泄や入浴など体を使った場面も多いです。

看護師という職業の特徴として、頭も体も両方酷使するので、業務が合わないという人がいるのは当然です。頭だけを使うのか、体だけを使うのか、自分に合った働き方が必ずあります。

職場でいじめやパワハラにあっている

いじめやパワハラをどう定義するかにもよりますが、明らかに個人を攻撃しているのであれば、今すぐやめましょう。そんな人たちと一緒に働く必要ありません。

いじめをする人間は、自分が優位にたって優越感に浸りたいだけです。そんなしょうもない承認欲求を満たすために、あなたの人生を使ってはいけません。

看護師を辞めたい理由4つと対処法

看護師を辞めたい理由のトップ4を紹介します。これらは誰しもが当てはまる内容ですね。

人間関係がつらい

人間関係のつらさは、離職理由のなかで断トツで一番です。

女性社会ですから、派閥があったり上下関係が厳しかったりします。気に食わないと人をいじめようとする、いわゆるお局が多いです。お局は新人をいじめることに快感を覚えますから、厳しいことをよく言われるでしょう。

心理学的には、自分より弱い立場の人を馬鹿にするのは、自信の無さの表れなんですけどね。

教えてくれないのに理不尽に起こる上司。新人の頃って先輩に強く言われることほど怖いものはありませんよね。

どうしてお局が発生するのか、その理由とは対処についてはなぜミスを責めるお局看護師が発生するのか【あなたが悪いわけじゃない】をお読みください。

業務量が多く、仕事が終わらない

看護師は業務量が非常に多いです。指示受け、点滴、採血、排泄処理…等。独りで複数の患者さんを受け持ち、マルチタスク(同時並行)で仕事をします。

看護師はマルチタスクの究極版みたいなところがあるので、かなり疲れるのは間違いありません。

実は人間の脳はマルチタスクに向いていないんですよね。1つのことに集中するシングルタスクでないと、すぐに疲れてしまいます。看護師はタイムマネジメントが重要で、「Aさんの~が終わったら、次はBさんの処置を~」とタスクが次々に入れ替わりますよね。これに加えて委員会活動やカンファレンスが沢山あります。疲れてしまうのは当然なんですよね。向かない人がいるのも当然です。

この点について詳しく知りたい方は、メンタリストのDaigoさんもおすすめするこちらの本を読んでみてください。KAIはこの本を読んでマジで世界が変わりました。いかに看護師という働き方が終わっているかが分かります。

夜勤がつらい

人間が本来眠っている時間に起きて、さらに集中して仕事をするわけですから体に負担がかかるのは当然です。さらに新人の夜勤は、一緒になる先輩次第で天国にも地獄にもなります。新人いじめに定評がある先輩と2人…。想像しただけで泣きそうです。

KAIも何回も嫌いな先輩と一緒に夜勤をしています。その先輩はKAIに指示を出して、自分はずっとお菓子を食べてるんです。こんな人が看護師10年以上も経験してるんですから、本当に嫌になります(笑)。

KAIは夜勤が本当に嫌いで今すぐに辞めたいのですが、手当のために仕方なく頑張っています。夜勤をうまく乗り切るための方法については、夜勤の睡眠不足を解決する方法とは?【睡眠の質を上げることが大事】をお読みください。

加えて、看護師の夜勤の時間は決まっていない?【手当も勤務時間も違います】も読んで夜勤に関する法律や取り決めを学んでください。一番働きやすい環境で働きましょう。

人の命がかかっているのでミスが怖い

看護師の仕事は人の生命に直結します。日々の処置、ひとつひとつに責任と重圧がのしかかります。

点滴の内容1つでも、投与量を間違えるだけで命を奪うものが沢山あります。

年齢を重ねると慣れてくるのですが、この重圧に耐えられない人もいるでしょう。人の生命が関わっている割に給料が安いですしね。

これに関しては申し訳ないですが、ひたすら勉強するしかありません。とにかく勉強してエビデンスを頭に叩き込むしかありません。新人看護師が絶対買うべき!おすすめの本【できる看護師になる】を読んで実力をつけましょう。

対処法

嫌われる勇気を読む

辞めたいと思いながら、でも看護師を継続したい。という方へ、対処法をお伝えします。この考え方を身につけましょう。

「他人は変えられない、自分は変われる」です。

いやいや、そんなのわかってるわ!

と思ったかもしれません。しかし、この考え方を新人の頃に持っているかどうかで成長の差が桁違いです。成長して仕事ができるようになれば、仕事のストレスが減り、給料が上がります。結果的に看護師を続けようと思えるのです。

「嫌われる勇気」という本をしっていますか?ベストセラーになったので、聞いたことがあるかもしれません。精神科医で心理学者のアドラーが書いた本を、現代風に対話形式で訳した本で、あのホリエモンも絶賛しています。

人間関係で悩む人におくる素晴らしい本ですが、この本には「すべての悩みは人間関係にある」と書いてあります。看護師の離職の原因の1位人間関係の悩みです。この本を活用し、職場での人間関係の悩みをどう克服するかをこれから伝えます。

キーワードは「課題の分離」です。

看護師の悩みの大半は人間関係

看護師の悩みの大半はこんな感じです。

  • わからない事があって、聞きたいけど怖くて聞けない。
  • 先輩が忙しそうで、聞いても適当に返される
  • ミスばかりして先輩や同期に嫌われているきがする

この悩みを書抱えたまま、悪循環に陥ります

分からないまま看護を実践→ミスをして落ち込む→先輩にできないやつだと思われる→さらに聞きづらくなる→こんな経験を積み重ね新人にも強く当たるようになる→同じように新人が育つ

他人に期待しない

ではどうすればいいのか。

結論から言うと、他人に期待するのをやめましょう。先輩や同期の人柄や性格は変わりません。ましてや、優しくなることなんてありません。他人が変わるのには、その人自身が変わりたいと思わないと無理です。」

つまり、初めから期待しないようにしましょう

「先輩はみんな忙しくて当然。優しく教えてくれる人の方が少ない。」のです。

人間は勝手に期待をして、その期待通りの結果が得られなかったことに対して落ち込むのです。行動を変えるかどうかは本人しか決められません。「あなたにやさしくしてくれるか」を「あなたは操作できない」のです

自分は最大限努力する

そして自分は最大限努力するのです。自分は変えられます。

「ウザがられたらいったん引いて、違う人を狙う。めちゃくちゃ勉強して要点をまとめて簡潔に質問する。礼儀正しく、積極的に主体的に行動する。」

これらは自分が意識することで実践できますよね?自分が最大限努力して、相手が変わればこっちのもんです。

関係性ができれば最強です。うまくいかない場合は、そういう人だと割り切りましょう。でも自分からは積極的に好意的に接しましょう。

これを継続することで人間関係でいちいち悩まなくなります。むしろ好意的な人間関係が生まれます。努力を継続しますから、当然仕事の能力も向上します。

能力が上がれば認められ、給料も上昇します。自分が上司側になることで好循環が生まれます。

課題の分離

少し大げさに書きましたが、重要なことは「他人は変えられない、自分は変えられる」ことです。

他人がどう考えるかは他人が決める課題、自分がどう考えるかは自分が決める課題。

周りが冷たい環境だから…。しんどい…。気持ちは分かります。しかし、自分を変える努力をしましたか?すべてを環境のせいにしていませんか?できることはすべて実践しましたか?

仕事を辞める前にこれは胸に刻みましょう。厳しいことをいいますが、すべてを環境のせいにしていては、転職先でも同じように、環境を理由に仕事ができなくなります。

冷静に問題点と改善点を考え、できないことは無視して自分のできることに集中しましょう。変えられるのは自分だけであることを胸に刻みましょう

孔子の有名な言葉があります。

【馬を水辺に連れていくことはできるが、水を飲ませることはできない】

さらに有名なニーバーの祈り(アメリカの神学者)

【 神よ、変えることのできないものを静穏に受け入れる力を与えてください。
変えるべきものを変える勇気を、そして、変えられないものと変えるべきものを区別する賢さを与えて下さい。 】

歴史の偉人が示しているこの言葉。これらに共通しているのは他者は変えられない。ということです。

職場の嫌な先輩も同期も変わりません。自分を変える努力をして、全力で生きましょう。

職場を変えるなら精神科がおすすめ

ここまで辞める理由とその対処法について説明してきました。それでも難しい職場は沢山あります。そういった場合は精神科への転職、就職をお勧めします。

実はやめる理由のほとんどの部分が、精神科に就職するだけで解消します。

穏やかなスタッフ、残業のなさ、業務量の程良さ。詳しく精神科看護師の役割とは?きついの?やりがいは?【すべて解説します】を読んだください。

人には自分の考え方の傾向やくせがあります。強みもあります。精神科ではこれらを最大限活用して看護に臨む必要があるのです。必然的に自分を知る必要があり、そのための知識も手に入れることができます。

職場をすぐにはやめられない場合

世の中には色々な理由をつけて引き留めようとするやつらがいます。

周りの人の迷惑が~とか、退職の何か月前には~とか。話を聞いていると、もっともらしいことをつけて引き留められます。本当に面倒くさいですよね。こっちはそういうお前らと早く縁を切りたいんだよ!って感じです。

こんな場合には最近知名度の上がってきた退職代行がおすすめです。

退職のお悩みを法律相談のプロに任せて解決!

ブラック企業に対して法律のプロである弁護士が対応してくれるので安心です。職場を辞めたい気持ちができると、考えるだけで億劫になるんですよね。荷物を撤収して、あとはすべてお任せするだけなので、嫌な上司と連絡を取る必要がありません。

最後の最後まで嫌な気持ちになることな、さらっと退職できるのでお勧めですよ。

まとめ

いかがだったでしょうか。

今回は下記について解説してきました。

  まとめ
1.病気になる、ブラックな病院、看護師が向いていない人、パワハラがある人はやめるべき
2.看護師が辞める理由4選は人間関係、仕事がつらい、夜勤がつらい、ミスが怖い
3.人間関係の対処法は、嫌われる勇気を読んで「課題の分離」をする。他人に期待せず、自分が最大限努力する
4.精神科への転職がおすすめ

そして、最終的には精神科で働く方が増えてくれればいいな、と思っています。

転職も新卒もだれでも大歓迎です。

せっかく苦労してとった資格ですから、しっかり活用して人生を楽しくしていきましょう。

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