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【看護師歴5年の病棟主任が伝えたい】看護師1年目でやらないと絶対に後悔すること5選【仕事編】

看護師1年目、つまり新人は誰しも緊張と不安があると思います。今では病棟主任になったKAIも新人の時代があり、吐きそうになりながら病棟に言っていた時代がありました。

看護師は1年目が一番大変です。それ以降は管理職にならなければ、年数が上がるごとに楽になっていきます。

看護師5年目となり、1年目を振り返ってみると、やっておいてよかったな、と思う反面、これをやらなくて後悔したな、と思うことも多くあります。

そこで今回は、KAIの経験を踏まえて、新人看護師向けに1年目で絶対にやらないと後悔することについて解説していきます。

✔こんな疑問を解決

・看護師1年目は不安、どうしたらいいのか?

・看護師は勉強したほうがいいの?

・看護師1年目はどんなことを意識したらいいのか?

✔記事の信頼性

・地方公立大学出身

・看護師、保健師、第1種衛生管理者

・現役の4年目看護師、病棟主任、プリセプター経験、教育委員会所属、実習指導経験

・精神科スーパー救急病棟勤務

仕事は怖いしつらいけど、積極的に挑戦すること

ミスをすると怒られるからいやだ。誰しもが思うことですし、KAIも思っていました。でも、ミスをすることで初めて気付けることがあるんですよね。

薬を間違って投与…なんてのも絶対にダメなミスなんですけど、しちゃうものです。

KAIも新人時代に間違った点滴を投与したことがあります。インシデントを書きながら「もう看護師人生おわった…」なんて思ったものです。

でもミスをすると、次は絶対にミスをしない!という気持ちと、そのための対策を取り始めるものです。間違えた経験を得たKAIは、1年目以降以降点滴の投与ミスは一回もしていません。

新人時代のミスはある程度許されるものです。KAIからしても新人が何かミスしても「新人だからね。これ以降間違えなきゃ大丈夫だね」と感じます。

しかし、年を重ねるごとに周りの目は厳しくなっていきます。3年目で1年目と同じミスなんかしてられません。あくまでも、新人のうちだけなんですよね。

ですから、看護師1年目は許される身なので、どんどんチャレンジして失敗してください。採血だって、点滴だって沢山やってください。

失敗の先に成功があるのです。アインシュタインや、マイケルジョーダンも失敗の先に成功があるといっていました。まずは挑戦していきましょう。

自己勉強は常に行うこと、ただしやりすぎないことも重要

私たち看護師は専門職です。専門的な知識と技術があるから、働けるのです。それを胸に刻んでください。

時代は進み、今はだれもが簡単に医療の情報にアクセスできる時代です。情報が正しいかは置いておいて、たくさん勉強してくる患者や、その家族も少なくありません。

患者や家族からしてみれば、新人看護師かどうか、なんて関係ないのです。しっかり治してほしいし、正しい対応をしてほしいわけです。質の高さを求められるのは当然だと思ってください。

どれくらい勉強したらいいの?

質を上げるにはとにかく勉強して、経験を積むほかありません。ただし、ただ沢山勉強すればいいというわけではありません。

個人的には1日30分の勉強でOKです。自分がその日悩んだこと、分からなかったことについてさくっと勉強してください。

勉強は、自分が必要だと感じた時に最も記憶に残ります。ですから、まとめて3時間とかではなく、仕事終わりの30分を心がけてください。

勉強しすぎてもよくありません。やりすぎはバーンアウトにつながるからです。看護師は3年目で独り立ちを目指します。

毎日30分を365日×3年やれば547時間の勉強です。途方もない数字でも1日たった30分です。

ゆっくりやっていきましょう。

看護師1年目に向けたおすすめの参考書籍についてはこの本さえあれば絶対に大丈夫!新人看護師におすすめの本6選【現役看護師がレビューしながら解説】で解説しています。

1年目は貯金しなくてOK。ライフを充実させるべし

1年目から貯金は必要ありません。自分のためにがんがんお金を使いましょう。美容、旅行、資格、なんでもOKです。とにかくライフを充実させましょう。

仕事ばかりにのめりこんで、仕事のミスが人生の終わりと考えるようになり、病んで辞めていった看護師を何人も見てきました。

仕事はお金を稼ぐ手段であって、あなたの全てではありません。人生を充実せるための手段に過ぎないのです。趣味や遊び、飲み会を全力で楽しんでください。旅行や新しい体験をいっぱいしてください。

遊びができる人は仕事もできる

仕事には遊びが必要です。KAIの知っている仕事ができる人は遊びも全力ですし、話していてい面白い人ばかりですよ!

結婚などの縛りがなく自由に楽しめるのは1年目の特権です。これから30年以上看護師として働いていくのです。ゆっくりやっていきましょう。

決して無理はしないように。休みたかったら休んでいいんです。2日酔いで仕事に行ってみましょう。頭の働かなさに後悔したとしても、いい経験です。学びです。

あなたのライフの一部に仕事があるのです。全力でたのしんでください。しっかりストレス発散をして仕事に臨みましょう。

新人はキャリアップを常に意識すること

管理職になれ、ということではありません。今後どうやって働ていてくのがいいのか?と考える必要がある、という事です。

病床数は減少し、医療費も削減されている状況が継続しているため、今後は看護師の雇用は減っていくことが予測されます。

あなたは一生病院で働くのでしょうか?それとも地域で働くのでしょうか?企業で働くのでしょうか?

看護師はスキルと人脈が重要

どこに行っても活用できる、つまり、自分の資産となるスキルや人脈を作っていけるように意識してください。

例えば、教育委員会で教育をしたり、プリセプターをしたり、人に教えるという経験はとても重要で、どこに行っても重宝されます。また、人脈を作れば割のいいバイトの紹介や、転職サイトではないような好条件の転職先が見つかるかもしれません。

看護師の給料が全然上がらないことを知っていますか?看護師の給料が低い理由を金持ち父さん貧乏父さんを使って解説【投資家になるべきです】の記事で看護師の給料が上がらない理由について解説しています。看護師の給料は今後も上がりません。むしろ下がることが予想されます。つまり、質の高い看護師になる必要があるのです。

あなたは10年後も病棟で働くでしょうか?

KAIは5年目ですでに病棟を離れる予定です。病棟で学ぶことはほぼありません。あとは自分がやりたいように働いていきます。

人間関係がクズなら1年目でも転職でOK

看護師1年目で転職ってどうなの?って思うかもしれません。KAIは全然OKだと思ってます。

例えば、人間関係が最悪で優しい人が一人もいない、とか。休日出勤サービス残業当たり前の職場環境とか…。そんな環境で働いて得するのは経営者であって、あなたではありません。

メンタルヘルスのためにも、あなたが働きやすい環境に行くのは今後の人生において大事なことです。就職した病院にはもう2度と戻れないでしょうが、働く場所はいくらでもあります。

ただし、嫌なことがあったからすぐに転職!というのはなしにしましょう。

社会に出て嫌なことがあるのは当然のことです。お局看護師はどこに行っても必ず発生します。お局をうまく懐柔していくことが重要です。じっくり考えましょう。

看護師転職なら、精神科への転職が結構おすすめです。1年目でも転職しやすいという利点があります。

看護師1年目は転職可能なのか?【精神科がかなりおすすめ】で看護師1年目の転職について解説しているのでチェックしてみてください。

いかがだったでしょうか?

まとめ

まとめ
  1. 仕事は怖くても1年目のうちに積極的に挑戦すること。
  2. 自己勉強は1日30分でOK、一度にやりすぎるとバーンアウトしてしまう。
  3. 1年目は貯金しなくてもOK、ライフを充実させるためにお金はいっぱい使うこと
  4. キャリアアップは常に意識すること。10年後も病棟で働けるとは思わないこと。
  5. 人間関係がひどい環境はメンタルを病むので1年目でも転職してOK。精神科がおすすめ

最初はどんな人も辛いですが、時間がたつと人は環境に慣れます。大事なのは、早くなれよう!と頑張りすぎないことです。頑張りすぎるとバーンアウトします。

看護師がすべてではなく、あなたの働き方に看護師があるだけです。人生はこれから長いですから、ゆっくりやっていきましょう。

ここまで読んでいただきありがとうございました。

看護師・看護学生のカウンセリング・キャリア相談

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「キャリア」とは単に職業選択や組織内昇進を指すのではなく、個人の生涯にわたる生き方のプロセスを意味します。

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・今の職場をやめて、次に転職先を探したいがどう動いたらよいか。

・親の介護のために仕事を調整したい。

・結婚、出産を機に仕事について調整した。

これらの悩みは広い意味でとらえると、キャリアに関する悩みです。

看護師は常に人材不足であり、いつでも働くことが出来るという強みがあります。


だからこそ、「自分にとってどんな働き方がよいのか」、より良い人生について考えてみませんか?

あなたのこれまでの人生を振り返りながら経験や体験を意味付けし、自己理解を深め、最適な選択ができるよう支援いたします。

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