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看護学生の必須アイテムを現役看護師がすべて紹介【絶対に揃えるべき持ち物とは?】

看護学校の入学おめでとうございます

大学、専門学校関係なく、看護師の後輩が増えてくれることは本当にうれしいことです。ただでさえ看護師は人材不足が叫ばれていますから…

ただし、看護学生は非常に忙しい学生生活を送ることになります。

毎日講義があります。土曜日も講義があります。提出する課題の量もとんでもない量です。グループワークの多さで脳がこわれます。

そんな多忙な学生生活をうまく乗り切るためには、必要なものを購入して準備万端にしておく必要があります。しかし、周りに看護師や看護学生の知り合いがいなかったり、何を準備しておけばいいのかわからない。そんな状態になっていませんか?

結論から言うと、看護学生は非常に忙しいので、事前の準備はめちゃくちゃ重要です!

今回は現役看護師のKAIが看護学生時代に使用していた、必須のアイテムを紹介していきます。今回紹介したアイテムを揃えればもう準備万端です。

しっかり備えて、学生生活に臨んでくださいね!

✔こんな悩みを解決

・看護学生に必要なものはなに?必需品はあるの?

✔記事の信頼性 

・地方公立大学看護学科出身

・看護師、保健師、第1種衛生管理者 所持

・現役の3年目看護師、プリセプター経験あり、教育委員会所属

・精神科スーパー救急病棟勤務

看護学生の必需品とは?

大きく分けて5種類あります。

  1. 荷物を入れるためのリュック
  2. スペックの高いパソコン
  3. 普段の勉強のための文房具
  4. 実習を切り抜けるために必須なアイテム
  5. 参考書類

1つ1つ解説していきます。

荷物を入れるためのリュック

何よりもまず、丈夫でおしゃれなリュックを手に入れましょう。

なぜなら、看護学生の荷物は大量になるため、荷物の持ち運びが非常に大変だからです。

例えば、看護学生の教科書はとてつもない量です。1日に平均5~6講義もあるのですが、毎回使う教科書は違います。さらには1教科1冊ではなく、2冊3冊普通に使いやがります。そして何より1冊1冊が分厚いのです。

リュックがはち切れそうな感覚に冷や冷やしたのはKAIだけなく、すべての看護学生が体験していることなのです。もちろん、教科書だけではありません。水筒や文房具、実習アイテムたちがところせましとリュックに入ります。

ですから、メインのリュックを1つ、サブのトートバックを1つ準備するのがベストです。そしてリュックは、重さに耐えることができる丈夫な素材であることが必要になります。

看護学生におすすめのリュック厳選4つ【周りと差がつく】」で看護学生におすすめのリュックを紹介しています。容量や素材、選ぶべき色などについて詳しく解説しているので、ぜひチェックしてください。

スペックの高いパソコン

パソコンは看護学生にとって必需品です。

なぜなら、レポート作成、実習記録の作成、発表資料の作成に必ず使用するからです。KAIは高校生までパソコンをネットサーフィンくらいにしか使用していませんでした。しかし、看護学生になってから、さらには現在就職してもなお、パソコンで作業をしています。

パソコンは機能が豊富で使いこなすのがとても難しい商品です。そして10万近くする非常に高価な買い物になります。つまり、失敗できないんですよね。

良いパソコンを購入すれば、ストレスフリーで作業ができます。しかし、KAIのように店員に乗せられて低スペックのパソコンを買うと、後悔の海に沈みます。沈没です。

ある程度のスペックってなんだよ?と感じた方は下記を確認してください。

  • OSはWindows
  • CPUはCorei5
  • メモリは8GB
  • ストレージはSSDの128GB以上
  • サイズは13.3インチ
  • OfficeHome&Businessが付属

このリストを見ても、「よくわかりません!」という方は「看護学生にノートパソコンは必要なのか?【おすすめのスペックについて世界一わかりやすく解説します】」を読んでください。

看護学生が購入するべきスペックについて、世界一やさしく簡単に解説しています。KAIの失敗を生かして皆さんにはよいものを購入していただきたいです。

看護学生に必要な文房具類

看護学生はノートではなく、ルーズリーフを使いましょう!これにつきます。

高校生時代は各科目ごとにノートを分けて作成していたのではないでしょうか?高校の授業と大きく違うのは、レジュメが配られることです。

レジュメとは「講義の内容が簡潔にまとまったもので、伝えたいことが要約して書かれている資料」のことです。パワポで作成されているのが一般的ですね。

看護学生は教科書ベースで勉強を進めていくのではなく、このレジュメに沿って講義が進んでいく形になります。看護の教科書はあまりにも多いのですべてを終わらせることはできませんですから、講義を担当する教授が、本当に重要な点についてのみ解説していく形になるのです。

よって、高校生の時のようにノートにびっしり書く勉強ではなく、先生が話していた重要なポイントをメモしたり、レジュメの足りない部分を補うような勉強になります。

結論、看護学生は教科数は多いけど、書く量は少ないという事ですね。

ですから、各教科ごとにノートを作っていると持ち運びが大変ですし、ノートも無駄遣いになります。1枚ごとに使用できてファイルで仕分けしてまとめることができるルーズリーフがおすすめというわけです。

看護学生の講義は本当に大量にあるので「看護学生は忙しい?辛い学生生活を乗り越えるためには‥」を読んで心構えをしておきましょう。看護大学生の苦悩を知ってください。

実習を乗り切るために必要なもの

看護学生は絶対に実習を避けることができません。

実習とは「看護学生が実際に病棟や地域に出て患者やその家族と関わり学びを深めること」です。つまり、ナース服をきて、実際に患者さんを受け持って、勉強をしていく授業のことを指します。この実習が看護学生の鬼門になってきますから、ばっちり準備を整える必要があります。

今すぐ必要でありませんが、実習が近づいてきた場合は、ぜひチェックしてくださいね!

ちなみに実習について詳しく知りたい方は「看護学生の実習がつらいのは本当か?【眠れるコツは記録にあります】を確認してください。実習がいかにしんどいかを記載しつつ、上手く切り抜ける方法を書いていますよ!

実習には必ず必要なものと、持っていると便利な物があるので分けて紹介していきます。

必ず必要なアイテム

必ず必要なもの
  1. ナース服
  2. 聴診器
  3. ナースシューズ
  4. 時計

ナース服はおそらく学校指定のものを購入する形になるのでそれで問題ないはずです。胸や肩に学校名が入っためちゃくちゃダサいナース服ですね…。

重要なのは、聴診器とナースシューズと時計です。

聴診器はリットマンというブランドがおすすめで、他のブランドのものに比べてかなりはっきり聞こえます。現役看護師や医師でも使用している人が一番多いのが特徴です。

ナースシューズはなるべく安く機能性の高いものがほしいところです。よってナースリーのナースシューズをおすすめします。

ナースリーは看護師専門の通販サイトであり今後も使用する可能性があります。登録しておいて損はないのでナースリーについて気になる方は「看護師グッズの通販サイト2社を比較【現役看護師がレビュー】」を確認してください。

時計は秒針がついているものにしましょう。おすすめはナースウォッチ。腕に着けるのではなく胸ポケットに着けるので見やすく、汚れにくいのが特徴です。

看護師のQOLを上げる持ち物10選【現役ナースがおすすめするグッズ】」の中で全て紹介していますのでぜひチェックしてみてください。

あると便利なアイテム

あると便利なアイテム
  1. バインダー
  2. 検査値の本
  3. スケール表

バインダー

 実習はいまだに紙媒体で行っているところが殆どです。携帯サイズのメモ帳も持っていくのですが、圧倒的に書きにくいので、バインダーを持つことをお勧めします。書類がとても多くなるので、バインダーに挟んで持ち運べると楽なんですよね。一応個人情報になるので、包んで隠せるタイプのものが便利です。

検査値の本

 検査値の本を持っているとめちゃくちゃ便利です。というのも、実習で良く聞かれる質問があります。

「この尿は何色?正常かな?」

「赤血球の値はどう?それだけで貧血っていえるの?」

医療では正常から逸脱していることに注目する必要があります。つまり、採血をしたり、検査をしたときに、何かしら異常な数値が出た時に、それが異常であると気付ける必要があるのです。

そのためには正常値を暗記しないといけないのですが、もし検査値の本があればその場ですぐ調べることができるので、疑問をすぐ解消できます。家に帰っていちいち調べていると睡眠時間が減ることになりますから、できれば購入して実習に臨みましょう。

ポケットサイズのこの本がおすすめです。KAIは今も使ってますよ!

スケール表

 これもあると便利ですね。例えば、看護学生の仕事として必ずVS(バイタルサイン)を取ることになります。VSは生命徴候とも言われ体温、血圧、脈拍、呼吸数、SPO2などの重要な観察項目になります。また、看護師の基礎にもなりますね。

このVSを毎日測定するのですが、その数値や性状を看護師に報告する必要があります。この時に、必ず質問をされるんですよね。中には意地悪な看護師もいて、嫌な質問をしてくることもあります。

スケール表があれば、異常値が分かるので、「すぐに調べてみます!ご指導ありがとうございます!」となるわけです、便利ですよね。

紹介した3つのものは必須ではありませんが、あると実習が非常に楽になるアイテムですので購入しておいて損はないですよ!無駄に調べる手間も減りますしね…。

参考書類(入学後に購入がおすすめ)

看護学生は毎学期大量の教科書を購入させられます。(しかもほとんど使用しない!)そのため、他に参考書類を購入する必要はないと思われがちです。実際、参考書類を購入する必要はほぼありません。

ただし、実習や国家試験の理解を助けるためにおすすめの本がいくつかあるので簡単に紹介します。

新人看護師が絶対買うべき!おすすめの本【できる看護師になる】」にはより詳しく紹介しているのでぜひチェックしてください!

看護過程

看護過程は1年目で学び、それ以降4年間、卒業後も一生使う考え方です。看護師の根幹になる最重要な科目です。

しかし、看護過程は難しく学生自体苦手だったという人が多いのも事実です。看護過程は教科書だけでなく、実例がしっかり掲載されている参考書を購入するのがおすすめです。

下記の本には疾患別の看護過程の例が示されており、この1冊で4年間を乗り越えることができます。値段は少々張りますが、図書館にある本は本当に戦争になりますので、個人で持っておくことをおすすめします。

看護学生のなぜ?どうして?シリーズ

看護学生が疑問に感じる点を、会話形式で学ぶことができるとても読みやすい本です。

購入させられる教科書は文字ばかりで読むのがしんどくなってしまいますが、「なぜ?どうして?シリーズ」はイラストが豊富で読みやすいのが特徴です。会話形式になっているので、読んでいて全然疲れません。看護学生にとって、非常にありがたい神のような本です。

さらには看護学生の最後の関門である、国家試験の対策にもなります。この本は学生だけでなく、指導する看護師も持っていたりするので、ぜひ購入をおすすめします。

まとめ

いかがだったでしょうか?

まとめ
  1. 荷物が多いので丈夫なリュックが必要
  2. 学生自体はずっとパソコンを使うので、スペックの高いパソコンが必要
  3. ノートではなくルーズリーフを使うべし
  4. 実習にはナースシューズと聴診器と時計が必須
  5. 余裕があればバインダー、検査値の本、スケール表を購入すべし
  6. 教科書以外の参考書もおすすめ。なぜ?どうして?シリーズが一番。

今回の記事では、これから看護学生になる方に必須のアイテムたちを紹介しました。どれもKAIが実際に使用していたものですし、必要と感じたものです。入学してから焦るのではなく、優雅に構えていきましょう。

何事も準備が一番重要です。コロナで大変な中、看護学生になったあなたを心から応援しています。ぜひ購入して使用してみてくださいね!

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ここまで、記事を読んでいただきありがとうございました。

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